iO的ホイールバランス調整のお話し

タイヤ組み替え作業の中に「バランス調整しますか?」と言うワードが出てきます。iOでも「バランス調整」の費用が組み替えと別料金で設定されています。

バランス調整って何?って言う所は、ネットで検索して下さい。たぶん当店より説明が上手な方が判るように説明してくれています(笑)

バランス調整をしないとどうなるか?ですが、狂っていると走っている時に車体に振動が出るという症状に表れます。これは80Km以上のスピードが速い時に出るので、結構気になりますし、「何?何?車バラバラになる??」ぐらいの振動になるときがありますので、ハッキリ言って判っていないと怖いです。

さてホイールバランス調整ですが、専用の測定機器があります。もちろん高い物ではありませんがiOにもあります。


↑測定機器はこんなの


バランス調整はホイールに重りを付けていきながら、タイヤ&ホイールの重さに偏りがなくなるようにして行きます。この重りが「バランスウェイト」と言われるものです。


↑銀色のやつがバランスウェイトです。


で、このバランス調整なんですが、結構長年の感みたいなものが、作業のクオリティに影響します。

ちょっと知っている方だと、普通に考えればバランス測定機器にホイールを装着し、クルクルっとホイールが回って、「ここに○○グラム重り付けてー」ってなって、その通りにやればOKって感じなんですけど、それがそう簡単じゃないところに「長年の感」が必要だったりするのです。

バランス測定機の「ここに○○グラム重りつけてー」は実は・・・

「ここの”あたり”に○○グラム重りを付けると良いような感じだから、まずはやってみてー」

っていう、ハッキリしない情報だったりします。これは機器が高額になると「感じー」の精度があがるのですが、やっぱり「感じー」なのは変わりません。

ここでその「ふわっ」とした感じを補うのが長年の感なのです。

バランス調整をしてもらったのに直ぐに振動がでたり、バランスウェイトの重りがホイールの外側内側に1箇所ずつではなく、何カ所にも別れて貼られていたりする場合は、しっかり調整が出来ていない可能性があります。

なぜiOがそのあたりをちゃんとバランス調整をするか?と言うと、一般公道のスピードを遙かに超えるサーキット走行をする車で、バランスが狂っていると、それこそ「怖くて走っていられない」からです。うちだと普通のやり方なんですけど、サーキットを走っている方に「何度よそでバランス調整してもらっても振動が出ていたのにiOさんでやってもらったらピタッと止まった!」と言う喜びの声をいただいて

「ふーん、うちってちゃんとしてんだなー」

って思ったので自慢でお伝え致します(笑)

もちろん一般走行の車も「しっかりバランスが調整出来ていること」というのは、スムーズなストレスのないドライブに繋がります。その分「高く」ちゃいかがなもんか?って思いますが、当店お安くやっておりますので、当店での作業をお勧め致します。


↑わかりにくいけど内側と外側に1箇所ずつ銀色のバランスを貼り付けて調整しています。


車体の振動の不具合は「バランス調整」だけではありませんが、車の違和感でお困りの方、また新規タイヤ購入で組み付けバランスをご希望の方は、是非ご相談下さい!

なお、競技スピードが100Km程度のジムカーナや、そもそも振動出るのが当たり前のダートトライアルはバランス調整を省く場合が多いです。そのために別々の金額設定にしています。

スポーツ走行をされる方は「スピード域」で調整するしないをご選択下さい。そのあたりもしっかりアドバイスさせていただきます!

宜しくお願い致します。