「ジムカーナ」車両を作り続けて、いままで沢山の壊れたミッションを見てきました。壊したくない!使いやすいギヤオイルが欲しい!と、ジムカーナとLSDに合うミッションデフオイルを探し続けて、ありとあらゆるオイルメーカーを試してきました。
「シフトの入りは良くなるけどLSDのチャタリングがすごい」
「LSDはスムーズに使いやすいけどシフトの入りが渋い」
「シフト、LSDも合格点だがオイルの温度を温めないとシフトが入らない」
「交換直後は最高だが一度熱が入るととんでもなく性能が落ちる」
「パッケージは一緒なのにロットによって中身が違う」
などなど。
どうにかならないかと模索して、とうとうオイルをセミオーダーで作る所まで来てしまいました(汗)
製油会社に直接お付き合いいただき中間マージンやパッケージなどのコストを高性能のベースオイルと添加剤にすべて投入して作りました。「オイルメーカーが売ったら倍以上の価格」になるであろう、徹底的に作り込んだ「GymkhanaSpecOil」を是非お試しください!
HighResponseType
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1L/5,720円 |
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主にFRのミッション使用を想定して開発しました。 86/BRZ、NDロードスター、S2000などシャーシスペースの問題からミッションケースが小さくなる傾向の最近の国産FR、少ない油量で潤滑して油温も下がりにくく、非常に厳しい状況で耐えながら守る保護性能が重要です。 低温から高温までしっかりシンクロナイザーリングにアプローチする添加剤が安定したシフトフィーリングを提供します。 |
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シフトの入り | とても良い | |
LSDの初期レスポンス | LSD不可 | |
動粘度100℃ | 15.1 | |
動粘度40℃ | 102 | |
粘度指数 | 156 |
HighResponseType
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1L/5,720円 |
主にFF&4WDのLSD装着トランスミッションへの使用を想定して開発しました。 LSDの効きとシフトフィーリングの両立は非常に難しいですが、ギヤの入りを犠牲にすることなくLSDのレスポンスを最大限引き出すため極圧と潤滑のバランスを高次元で調整しました。 機構の素性を100%引き出す事が目的の為、デメリットとしては効きが落ちてきているLSDはチャタリング音がより大きくなる場合があります。そのような事象が走行の邪魔になる場合は「LowResponseType」をお選びください。 |
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シフトの入り | とても良い |
LSDの初期レスポンス | とても早い |
動粘度100℃ | 15.1 |
動粘度40℃ | 102 |
粘度指数 | 156 |
ヤフオクからも購入できるようにしてみました。 |
LowResponseType
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1L/5,885円 |
距離を走ったFR車のミッションへの使用を想定して開発しました。 HighResponseTypeと比べてシフトの入りは粘りのあるフィーリングになります。 主にはシンクロナイザー機構のへたりにアプローチしてシフトチェンジ機構を助けます。またベアリング保護効果も期待でき、ダメージの進行を防ぎます。 |
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シフトの入り | 良い |
LSDの初期レスポンス | LSD不可 |
動粘度100℃ | 20.32 |
動粘度40℃ | 155.29 |
粘度指数 | 152 |
LowResponseType
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1L/5,885円 |
LSD装着のFF車や4WD車でLSDセッティングを高イニシャルでセットしている車両の使用を想定して開発しました。また4WD車のLSD装着ミッションにもご利用頂けます。 高イニシャルのレスポンスを邪魔すること無く、スムーズなLSD動作を実現します。特に高イニシャルセットで発生するプレートのスティックスリップ(プレートが滑ったり貼り付いたりを繰り返す現象)を緩和させることで、シビアになりすぎる車の動きをコントローラブルに調整できます。 |
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シフトの入り | 良い |
LSDの初期レスポンス | 早い |
動粘度100℃ | 20.32 |
動粘度40℃ | 155.29 |
粘度指数 | 152 |
NaturalResponseType
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1L/5,720円 |
LSD動作を最大限に滑らかにすることで、アクセルワークや左右回転差の神経質な動きを無くして自然なコーナーリングを実現させます。また作動音(チャタリング音)を抑制することも開発目標にしていますので、街乗りのしやすさにも貢献します。 単にチャタリング音を消すのでああれば、プレートの滑り値を徹底的に上げて行けば解決しますが、それではLSDのロック性能も合わせて低下させることになってしまいます。 自然なLSDプレートの滑りとロック時の性能を両立させてタイムアタックから街乗り使用まで快適なフィーリングを体感いただけます。 |
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シフトの入り | 若干重い |
LSDの初期レスポンス | 遅い |
動粘度100℃ | 13.84 |
動粘度40℃ | 75.9 |
粘度指数 | 189 |
MildResponseType
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1L/6,050円 |
LSD非装着のFR車4WD車のリヤデフ(トルセン等含む)、4WDトランスファー用として「大トルクの回転を直角に方向転換する機構をいかに少ない油量で守るか」を解決するために開発しました。 |
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LSDの初期レスポンス | LSD不可 |
動粘度100℃ | 27.9 |
動粘度40℃ | 244 |
粘度指数 | 150 |
Mild ResponseType
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1L/6,050円 |
LSD装着のFR車4WD車のリヤデフ用として開発しました。 効かなければ回らず、効き過ぎるとコントロールがシビアになりすぎるリヤLSDは、足回り進化によるトラクション向上も相まって非常にセッティングがシビアであり、オイルの影響も無視できないと言うのが現在の常識です。 LSDの効き始めはマイルドにプレート同士を潤滑しながら、フルトルク時にはロックまでレスポンス良く変化してトラクションを発生させます。特別な極圧性と潤滑性をバランス良く発揮する添加剤を配合し、神経質な性質をやわらげて、安定した走行を可能にします。 また多機能添加剤を同時に高濃度で配合することで、粘度に依存すること無く低温から高温までギヤとベアリングを守ります。 |
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LSDの初期レスポンス | 早め |
動粘度100℃ | 27.9 |
動粘度40℃ | 244 |
粘度指数 | 150 |
Natural ResponseType
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1L/6,050円 |
近年のLSDはプレート枚数増加によりロック率が非常に高くなっていますので、特にFR車のリヤに関してはメーカー出荷のままで組み込むと効き過ぎる場合があります。 しかしジムカーナにおいては特にFR車の場合、単にLSDの効きを落とすのは低速のトラクション性能もダウンさせてしまいます。乗りやすさが「遅さ」になってしまわないように、ベースオイルから粘度、添加剤にいたるまで完全専用設計として作り込んだオイルです。 |
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LSDの初期レスポンス | 遅い |
動粘度100℃ | 24.23 |
動粘度40℃ | 209.6 |
粘度指数 | 144 |
ファクトリーイオではオイル交換も致します。作業は予約制となります。
事前のご予約を電話(0463-73-8622)、メール(t-umezawa@io-info.link)か、Facebookのメッセージからお願いします。
お電話でももちろんご予約をお受けしますが作業中は出る事ができない事が多いです。また当日作業はお受け出来ません。
なおご希望であれば発送も承ります。車両状況に合わせた調整もいたしますのでお悩みがある場合、選択にお悩みの際にもご相談ください。こちらもメールでお問い合わせください。
以下開発の際に注意した項目になります。
●LSD動作の安定
ジムカーナ走行時に考えられる温度間での摩擦係数変化を抑えてLSD動作を安定させています。
オイル管理を気にせずにタイムアタックに集中できます。
●全温度領域でのシフトフィーリングの向上
シフトフィーリングに影響する摩擦調整剤は、油温の上昇に対して摩擦係数が変化し、外れた温度でシフトの入りにくさが発生します。
全温度域で安定したシフトフィーリングを得るためにシンクロにアプローチする高品質の添加剤を配合しています。
●瞬発的な高負荷に対応する
ジムカーナ競技は駆動系に非常に負担がかかり低速状態ではギヤかみ合わせ部分の圧力をどのように処理するかが重要です。
通常使用では発生しない高負荷に対応するため、ベースオイルと潤滑性と極圧性能が高次元で安定的に長期間持続する高性能の添加剤を厳選して配合しました。
●LSD性能を最大限に発揮しながら、乗りやすさも追及
オイルの業界では様々なオイルに対して業界規格があり、試験や性能が規定されていて、各メーカーがその規格を元にしてオイル製造をします。裏を返せばその「規格」適合をしていれば大きな問題が起きないことが証明されていますのでオイル製造する際の「指標」と「目標」になります。
しかし、ジムカーナやスポーツ走行で重要な「LSD油」の試験に関しては「業界標準」や「規格」がありません。リミテッドスリップシステムの基本となっている摩擦原理はどれも同じですが、そのシステムの考え方や形、使用状況などに各メーカーや車両で大きく違いがあり「この規格に通していればリミテッドスリップで問題がでない」という基準を作れないということも想像出来ます。これがLSD適合オイルの大きな問題となります。
そこで各メーカーがLSD用のオイルを独自でテストして設定するわけですが、どのような条件、状況、車両、ドライバーがテストするのかによって、製品性能がどちらの方向に向くのかを大きく左右すると考えられます。それが「LSD対応オイル」とされ販売されますが、メーカーによっては実走のテストはせず「LSDに適合させる添加剤」を入れただけで「適合油」とする場合もあり、非常にオイル選びが難しい状況でした。
またLSD装着と切っても切れない「チャタリング音」はプレートの「スティックスリップ」を繰り返す現象から出る騒音と振動ですが、単純に音を無くすために高濃度で摩擦低減剤を配合しているオイルではLSD性能も同時に低下させてしまいます。
回転半径が小さくリヤスライドなども多用するジムカーナ走行では、LSD効果を最大にしてトラクション性能を得るためにスティックスリップの「特性」コントロールが最重要と考えました。
●駆動方式とLSDセッティングに合わせて調整が可能です。
商品設定は広くジムカーナ使用に対応した駆動方式に合わせて4種類の設定をしました。
LSD非対応オイルはFRのミッション用としてフィールをメインに。LSD対応タイプはLSDのレスポンスコントロールをメインにして設定しています。
いずれも添加剤調合と粘度設定は当社にて行っていますので、ご希望の方は年式や駆動方式、LSDのメーカーやセッティング、ドライビングやコースの状況によってご相談頂ければオリジナルの調合が可能です。
オイル交換は予約制です。
ご予約や「どのオイルを使って良いか判らない」などのお問合せは、お電話(0463-73-8622)、メール(t-umezawa@io-info.link)、もしくはFacebookページのメッセージから御願いします。
ミッションデフオイル交換工賃 | 1箇所1,100円 |
ドレンパッキン | 1枚165円 |
ダート用アンダーガード脱着 | 5,500円 |
純正アンダーカバー脱着 | 基本無料 |
工場を1人で切り盛りしていますので、作業中は電話に出られない場合もございます。お時間を頂ける場合はメールもしくはメッセージで頂けると大変助かります。
また発送もいたします。その場合は送料を追加でお願い致しますので、住所等をお聞きする関係上、メール、メッセンジャーがスムーズです。こちらもお問合せだけでもお気軽にどうぞ。
宜しくお願い致します!